上映後、露木栄司プロデューサー×大嶋拓監督×芦澤明子氏のトークイベント
アタシときたら、この映画のDVDは買ったのに観る前に友人に貸してしまい、結局それっきり返ってこないのである(涙)。
もう一度買い直すのもなんとなく納得いかず、そのまま数年が経ち・・・。
今回、カメラマンである芹澤さんの初期作品を上映するという企画で『火星のわが家』がとりあげられたのだ!おお!
これは行くしか無かろう。
しかも希少な当時のパンフレットやポスターの販売まで、少数ながらあるという。
さらに先着10名にはサントラCDのプレゼントが。
さぞやサカイストが押し寄せるのであろうなあ・・・。
そう思って上映開始の2時間半以上前に渋谷へ。
映画館自体は10時オープンなので、もしかしたらパンフは売り切れてるかも・・・映画自体は混んでいても観られるだろう・・・などと若干焦りつつオーディトリウムへと向かう。
そして到着してみると、なんと、チケットは整理番号10番。CD貰えちゃったよ?!
パンフもポスターもまだたっぷりある・・・拍子抜け〜。
拍子抜けはしたが、とにかく有り難い。
チケットとパンフを購入し、ほくほくしながら時間を潰しに渋谷の町へ。
いい気分でショッピング、つい高額な腕時計など購入してしまった。
いや、仕事で必要だったし、某電気店のポイントが1万円分残ってたしね。たまの贅沢よ…。
お勤めを終えて駆けつけた友達と合流し、腹拵えしてから再びオーディトリウムへ。
何年か越しでやっと観ることが出来た『火星のわが家』。しっかりたのしみましたー。
観た人の感想をちょっと探してみると、名作!と讃えるひと2割、残りはこてんぱんに貶すという感じ。極端だなあ。
アタシとしては、名作とは言わないが、嫌いじゃない。あの淡々とした雰囲気…。
2000年の作品だけど、意外とレトロな感じが強かった。
何だかデジャヴのように見覚えのある空気感だとおもったら、同じ監督の長編デビュー作『カナカナ』を公開当時に観ていたのだった。懐かしい。あれも淡々としていて切ないような青臭いような作品だった。
『カナカナ』を観て驚いたのは、当時住んでいた自宅の近所が舞台だったこと。
あんなとこで撮影してたんだ?!とびっくり。
でも今回観た『火星のわが家』も、舞台となった木口邸が今の自宅の近所!
これは画面を観て気づいたのではなく、アフタートークで「横浜某所」と話題にのぼったのだった。突然アタシの現住所の地名が飛び出てびっくり。
60年代モダン風の印象的なお家だけど、公開されるのとほぼ同時に立て替えのため取り壊されたそう。現存してたら絶対見に行くのになあ。
もちろんまーくんを目当てに観た訳だけど、見終わった後の感想としては「男は30過ぎてから!」だなーと(笑)
「若くて可愛い堺雅人」ってのも良いんだけど、やはり魅力満開になるのは30過ぎだなあ。
アタシがサカイストデビューしたのが2004年、あの大河ドラマ『新選組!』だものー。
2001年に生で『VAMP SHOW』を観たのに、思いっきりスルーしたし…。
しかし『火星のわが家』撮影当時で25歳かあ。
童顔、だよねえ。カラダはひょろりん、あんよもつるりん。
濡れ場はあれどもあんまりエロくない。人妻にゆーわくされて、つい流されちゃう坊や。十代か!てカンジ(笑)
ご本人曰く「透は僕自身より生々しく、なんでもないシーンでもエロティックな空気が漂っている」だそうだが、そおぅかあぁ〜?と首をひねるお姉さんなのであります(笑)。
とにかく、この作品を劇場で観られたのはとてもよかった。
たぶんDVDとかで自宅のテレビで観ていたら魅力半減だろうし、きっと104分集中して続けて観られないだろうから。
上映後のアフタートークもなかなかおもしろかった。
サカイスト的に耳寄りな話題と言えば、監督は堺さんの演技を見ないまま、会った時に感じのいい青年だったというのでキャスティングしたとか。いいんですか!(笑)
あとは、作中で彼の食べたパパイヤの話。本番撮影時、すでに用意してから数日経っていて傷んでるかもしれないというのに、「いや、ココはちゃんと食べましょう」と平気でむっしゃーと食べちゃったとか。お腹壊さず済んでよかったね(^^;
他にも現場でさりげなく気を使うムードメーカーだったという話も。
パンフにCDもゲット出来たし、映画もトークも楽しんで満足まんぞく。
帰り際にロビーの物販で「残り一枚です!」の声につられ、ポスターまでつい買ってしまった〜。どうすんのよアタシったら。
でもいいの♪しあわせな一日だったし。
本当はそのあと、友達と飲みながら映画の話で盛り上がりたかったが、時間も遅くて泣く泣く直帰…。
自宅に帰り、いただいたCDを聴いてみた。
映画のヒロイン、鈴木重子さんはハッキリ言って大根だったけど(^^;)まあもともとはジャズヴォーカリストだし、演技が素人なのはしょうがない。
でもあの映画のふわーっとした雰囲気には合っていたし、そう悪くないとアタシはおもった。
作品中ではあまりよく判らなかったのだが、静かな部屋でひとりじっくり聴くと、彼女の歌う主題歌はすてきだった。
やわらかくて低い声がとてもうつくしい。
貴重なものをいただいてしまった。
今回の上映、予想に反してお客さんが本当に少なく、132席しかない小さな映画館なのに半分も埋まっていなかった。せっかくの機会に、なんて勿体ないんだろうとつくづくおもった。













