
2009.10.17(土) 14:00〜 @座・高円寺
劇団サイトで申込み、チケットが届いたら最前列で吃驚。発売日に買った訳じゃないのに・・・
新しい劇場でとてもきれいだと聞いていたが、噂に違わずモダーンで広々として素敵。
チラシ束は手渡したり座席に置いたりじゃなく、ホワイエの
テーブルに置くだけ。
チラシって欲しくない人はそこいらに散らかしたりするから、これはいいとおもった。
もちろん、アタシはいただいて帰りました。
劇場は素敵で立派なのに、座席は安っぽい連結パイプ椅子のような代物で、110分のうち後半は
おしりが痛くてもぞもぞしてしまった。
連結椅子だから振動はぜんぶ並びの椅子に伝わってしまうので、申し訳ない気持ちになってしまった。A席上手
ブロックの方々、どうもすみません・・・。
タカハ劇団は初見。
キャラメル
ボックスの畑中くんと、扉座の有馬自由さんを見に。
主宰で作・演出の高羽嬢は現在26歳、この演目の初演は4年前だというから、ずいぶんと若いときに書いたホンらしい。
演劇に対してものすごく熱い方だというのは、畑中くんのブログを見てもよく判ったし、当日いただいた
フライヤーにあったご本人の文章はそれをよりリアルに納得させてくれた。
ちょっと長いけど、引用します。
中学高校と私の感情はいつも怒りに支配されていました。
家庭だ学校だ社会だなんてそんな具体的なものに対してではなく、世の中全体を包む、なにかぼんやりとした「気分」とでもいうようなものに、激しい怒りを感じていました。
同世代の人間が自分より年下の人間を惨殺し、親を殺し、バスジャックしても、
「あいつらはやってのけたのだ・・・」とどこかで礼賛してしまうほどに、私の心は暴力的な感情で満ち溢れていました。
それでも振り上げた拳をどこかに振り下ろすことはできなかった。
何かを壊そうにも、世の中はすでに、大抵がぶち壊れていると感じたからです。
白黒写真の中で、ヘルメットをかぶりゲバ棒を握りしめている若者たちが、強烈に羨ましかった。
彼らには振り上げる拳も、それを振り下ろす場所もあったのだから。
そして不思議だった。
彼らはどこへ行ってしまったのか。
モロトフカクテルというのは火炎瓶のことだと、この芝居について書かれたサイトで初めて知った。
それくらい、私にとっては学生運動というものについて何も知らない。
ここ1,2年で当時を題材にした舞台を数本観たが、これは最近の流行りなんだろうか。ただの偶然?
このお話は学生運動を
モチーフにしているけれど、現代の話だ。
現代の“ぼんやりした「気分」”をまとった学生たち。
学生運動に憧れる者、面倒なことより諦める方を選ぶ者、運動家であった亡き父に思いを馳せる者──。
そんな学生を自分たちの運動に利用しようとする「オトナ」たち。
現代にオーバーラップする「当時」の学生、ミチオとぬりえの封印された恋物語。
現代っ子たちのうわついた「運動」に火を放つモロトフカクテルは、大学職員の吉田(有馬自由)なのだった。
当時運動家であった吉田は、ミチオやぬりえ、その他の仲間をおいて逃げたのだ。
エピソードの切れ端が中途半端な感じがしたけれど、見て良かったとおもえる作品だった。
作家の熱が、きっちり届いたとのだとおもう。
お目当ての有馬さんはもちろん言うこと無しの存在感。
もう一人のお目当ての畑中くんは、ホームでは有り得ない敵役で、悪そうな流し目と低めの声がなかなか。
苛つくほどキャピついた女子院生は、クロムモリブデンの奥田ワレタ嬢。めっちゃくちゃ可愛かった。
深月的ヒットは初見の小沢道成くん。歌が上手くてキュート♪虚構の劇団はあまり・・・だけど(^^;)これから客演があったら
チェックしていこうとおもう。
終演後は
イタリアンなお店で打ち上がる。
雰囲気が良くて美味しくてリーズナブル。なかなかグーなお店であった。
座・高円寺にも近いのでオススメ♪
Bar Tacciomo(バール タッチョモ)