
2012.4.10(tue) 19:00~
「この日、ここでしか観られないものを」
渋谷にあるライブハウス「duo」。
その名前にちなんで、普段はそれぞれの活動をしているミュージシャン同士がデュオを組み、一夜限りのスペシャルなステージを実現する。
そんなイベントに行って参りました!
実際は普段一緒の活動をしているひとたちも有りでしたが。
お目当てはLOST IN TIMEの海北くんが、セカイイチの岩崎慧くんと時々やっている「岩海苔」。
岩海苔のソロライブが5月にあるんだけど、そのチケットの先行発売があると知って急遽参戦を決めた。
キャパの小さいカフェでのライブなので、チケ獲りが激戦になるのは必至なのだ。ライブ会場で買えるのならありがたい。
そんな不純な動機で出かけた訳だけども、これがまた。
岩海苔以外は誰一人観たことが無くて、予習もしていなかったんだけども、なかなかに良かったのである。4組が出演したんだけど全部いいなんて、珍しいこと。行って良かったー!!
まずトップバッターは「蜜」。
このおふたりはもとからデュオで活動しているのだが、あちこちでやたら目にする名前なんだけど、一度も見聞きしたことが無かった。
小柄な眼鏡女子と、のっぽの男の子。なんとなくありがちなスタイルだなあとおもったけれど、中身はちょっぴり変わっていた。
うまくてコミカルでおもしろい。やはり関西人だからか?
そういえば男子は開口一番「こんばんは、しもきた…」と言い間違えて失笑を買っていた(^^
森高の“私がオバさんになっても”をカバーしたんだけど、3番あたりで「私がドラえもんだったら あなたはのび太くんよ」と歌っていて可愛かった。
男子ギターの弦が途中で切れてしまい、いそいでギターを取り替えて出て来たら
「大石さんにギターを借りました。ストラップは海北さんに…」だって。
初・蜜、楽しませていただきました。
お次は「永野亮(APOGEE)×阿部芙蓉美」。
APOGEEはかつてmixiラジオでよく聴いていたが、音源も持ってないしライブも未体験。
ビジュアルも知らなかったんだけど、声から想像した雰囲気とルックスがかなり違ったのでかるく衝撃だった(笑)
名前さえも知らなかった阿部芙蓉美嬢、眠そうなぼんやりキャラが面白い。
すごく楽しかったりテンションあがってることを周囲が気づかないんだとか(笑)
くるりの“ハイウェイ”、これから発表になる某高速道路のCM曲、阿部嬢の新曲“highway, highway”と披露して、「どんだけ高速道路好きだ」と永野氏が自らツッこんでいた。
阿部嬢曰く「音フェチ、言葉好きとしては、この(超ウィスパーヴォイスで)〔ハイ、ウェイ…〕てのが堪らん訳ですよ」。…ははあ、そりゃ堪らんわ。聞いてるこっちも堪らんです。
他にはシンディ・ローパーの“TIME AFTER TIME”なんかも演ってくれた。
二人の声質の柔らかいカンジがなんとも気持ちいいデュオであった。
みっつめ、大石昌良×真戸原直人(アンダーグラフ)。
このおふたりも名前も知らず、アンダーグラフというバンド名だけは聞き覚えがある、というていたらく。
それがまあ、とっても素敵だったのだ。
さっき密の男子がギターを借りた大石さんというのは、この人なのねー。
押尾コータローっぽくタッピングとかも多用したりしてやたらギターが巧く、ハイトーンヴォイスのお歌もお上手。
好みとしては、アンダーグラフの真戸原氏の声の方がすきなんだけど。ふたりのハモりが美しかったので◎
このふたりが「(きょうの出演者の中で)最年長!」とか言い出して、なんつーか、片腹痛かった(笑)大石氏が32、真戸原氏が34だそう。若いってイイネ!!
そして、トリが岩海苔 (岩崎慧(セカイイチ)×海北大輔(LOST IN TIME)!
いやー、ゆるゆるのグダグダで笑ったわー。
まずは“岩海苔のテーマ”、慧くんで大沢誉志幸“そして僕は途方に暮れる”、ほっくんで中森明菜“セカンド・ラブ”、ふたりでくるり“ばらの花”。
おしゃべりで時間がなくなったので、オリジナル曲はワンコーラスずつ。ほっくん“絵の具のふた”、慧くん“バンドマン”。
最後に“岩海苔さよならのテーマ”。
この時点で10時過ぎてたんだけど、アンコール一曲だけやってくれた。
岩海苔のできたてほやほや「すっげえくだらない」新曲、“NO MUSIC, NO RICE”!
目指すは桃屋のCMソング!増子兄ィに変わって「ごはんですよ!」のCMに出ることらしい(笑)
途中岩様のギターが調子悪く、ビービー雑音がするので大石さんのギターが三たび登場(笑)
「すごかったなあ」とタッピングをまねて弾いていた岩様。ラブリー。
そんなこんなで終演がずいぶん遅くなった。
でもこの日は椅子が出ていたので、ゆっくり座って聴くことが出来た。
こころゆくまでじっくりと堪能したわあ。素敵なイベントだった!
惜しむらくは、関係者席らしき人が小さい子どもを連れて来ていたこと。
演奏中も大騒ぎで興ざめも甚だしい。爆音のバンドライブだったら気にならなかったかも知れないが、そもそもそんなライブだったら連れてこないか。
しかし。静かにおとなしくできないような小さな子どもを、夜遅くにライブハウスに連れて来るってどういう神経?
岩海苔のときには帰ったのか静かになっていたので、その前に出演した人の関係者だろうか。
次回は是非、お家かなにかで留守番してほしいものである。
その一点をのぞけば、とても良い夜であった。
duo de duo、次はどんな面子か、ちょっと気になるイベントだ。