2013年06月30日

『ヘッダ・ガブラー』アトリエ・センターフォワード

performance_img_1s.jpg2013.6.13(木) 19:00〜 @渋谷ギャラリー LE DECO

有名なイプセンの戯曲…だということも知らず、ただ友人に誘われるまま観劇。彼女ご贔屓の井上裕朗氏が出演する、ということのみが私の持つ事前情報(^^;
ギャラリー LE DECOも初めて行った。
名前の通り本来はギャラリーなのだが、多目的に使われているらしい。実際、他の階では何らかの展示会が行われているようだった。
会場である5階の部屋は単なる雑居ビルの一室といった造りで、打ちっぱなしのコンクリートに真っ黒な塗装がしてあり、絵のないからっぽの額縁やミニチュアのピアノ、旧式な二丁の拳銃などが飾られている。部屋の半分がそのまま舞台で、もう半分はパイプ椅子を置いただけの簡単な客席だった。
黒いメイド服を着た小柄な女性が、座ったり歩き回ったりしながらアコーデオンを弾いていた。これが客入れのSE替わりか、なかなか粋な。

<物語>
それとは知らず、
移りゆく時代に彼女は飲み込まれた。
あたかも意志などなかったかのように。
高貴さは好奇の目にさらされ、
人間たちの矮小さや凡庸さは美への欲求を
渇望に変えていく。
誇り高き美しさ。
どうしようもない炎が彼女を取り囲み
自分のなかのどうしようもない炎に気づく。
意志はある。
将軍の娘・ヘッダ・ガブラーは
それを証明しなければならない。
(チラシより)

↑の文章を読んでもさっぱり意味が分からないが、とりあえず将軍の娘であるヘッダという美貌の女性が主人公だということだけは間違いない。はず。
120年も前の戯曲だし、当時のブルジョワ階級の生活とか考え方とかが判らないんで、もうなんとも言えないんだけど…ヘッダはめっちゃ厭な女だった(笑)
贅沢で見栄っ張りで傲慢で、鼻持ちならない美女。周りの人間を翻弄する。それでいてファム・ファタルといえるような力はなく、終始不機嫌だったという印象。
ヘッダ役の女優さんがすてきに美しく厭らしく好演。ひきこまれたわー。

ヘッダの夫、イェルゲン・テスマンがまた次期大学教授を約束された学者さんなんだけど、凡庸な超マザコン。口癖なのか、しょっちゅう「え?」て言うのが癇に障る(^^; 「〜〜じゃないか、え?」って感じの。
そしてものすごく鈍感なところもイラッとする。いや、そういうセリフだしそういう役なんだけどねーー。

そしてお目当ての井上さんが演じるのは、ヘッダの元カレにしてテスマンの教授の座を脅かす存在でもあるエイレルト・レーヴボルグ。(こう耳慣れないカタカナの名前が頻出&連呼されるとホント混乱する! こんなにややこしい名前なのに何故いちいちフルネーム…。途中まで誰がどれやら判らないまま観てたよ…)
やはり素敵な役者さんだなー。ほのかな色気があって。
そしてカッコいい役なのかといえば、決してそうではない。酒癖も女癖も悪くて身を持ち崩し、社会からドロップアウト。劇中では更生しかかったところで登場するが、結局は元の木阿弥で、ついには「ヘッダが望んだ美しい方法」ではない死に方をしてしまう。

ヘッダの同窓でテスマンの元カノでもあるミセス・エルヴステッドは、レーヴボルグと不倫。
彼の本の執筆を手伝い更生のきっかけをつくるのだが、レーヴボルグの失態とヘッダの奸計、そして自身の浅はかな行動ですべて台無しにしてしまう。

ブラック判事もヘッダの弱みを握って言い寄るし、こうして見るとどの人物もヤな奴か愚かな奴で、いい人とか素敵な人がひとりもいない…。
アンハッピーだし重苦しいし、意味の分からない部分も多い。好きな話ではないのに、見応えがあっておもしろかった。
見終わった後も何だか気になって、ネットであれこれ調べて、色んな文章を読みまくった。アタシが知らなかっただけど、頻繁に上演されている戯曲だということも知った。(ホントにものを知らないアタシ。。)
なるほどと思える解説や、それは違うんじゃないの?って思える評論もあった。
でもこれだけ読んでもまったく判らないのは、メイドのベルテの存在。
狂言回しなのかとおもったが、特にストーリーの進行に関わる訳でもなく、なんの為に存在するのかよく判らなかった。
ベルテが冒頭で言うセリフ「人はそんなことはしないものだ」というのは、最後にヘッダが自殺したあとに言う言葉だった。このセリフの意味もよく判らない。
実際の戯曲ではどういう風にかかれているのだろうか。戯曲を読んだ上で、もう一度舞台を観てみたいとおもった。
posted by 深月 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月08日

【堺雅人】受賞とドラマ、CMにエッセイ

『第50回ギャラクシー賞』の「テレビ部門」、個人賞受賞!
ということで、おめでとうございます〜。
なんだかいろーーんな賞があって、アレコレ受賞しているまーくんなんで、すでにもうどれがどれやら…な深月でございます。みなさまごきげんいかが。(^^;
要するに『リーガル・ハイ』と『大奥』、ふたつのドラマでの演技についての顕彰ということらしい。しかしとんでもない振れ幅なんですけどこのふたつ(笑)
どんなに演技が良くても、ドラマの出来が良くなければ受賞はないとおもうので、縁と言うか運と言うか、役者さんのチカラだけでは得られないもんね。
受賞の喜びを伝えたいのは「スタッフに」との答えに納得。奢らない浮かれない、そんなところがまた好感度大よねえ。

放送批評懇談会
オリコンスタイル
芸能ニュースラウンジ


さてドラマといえば。夏からのドラマを間近に控えて、TV情報誌なんぞにちょこちょこ露出があったりなんぞして、賑わっているはずなんだけど…なかなかチェックできていない残念なアタシ…。

実は数年ぶりに風邪で気管支をやられ、この二週間ほどゼーゼーげほげほな体たらく。仕事は行っても直行直帰、休みの日は寝たり起きたりで外にも出ず…。
数年前まではこの時期になると、風邪を引いてふた月咳が止まらなかったり、マイコプラズマ肺炎になったりと繰り返していたのよね。最近はもう大丈夫になったのかとおもってたのになあ。結婚してから初めてだなあ、この咳。
と、こんな状況で本屋にもご無沙汰してたのです。はうー。

噂では、週刊TVガイドにミッチーとのツーショットが載ってたらしいのよねー。
コンビで手に取ったときには気づかなくて、あとから情報を仕入れて昼休みに本屋に行ったら、次の週の発売日だったり。
スカパー!TVガイドは今でもまだ店頭にあるかも。月刊誌だし。しかも表紙!
今度本屋に行ったら…っていつになるんだろ(^^;

そういえばきのうはそのドラマ『半沢直樹』の公式サイトがオープンした模様。
これもまださらっとしか見ていないんだけど、トップの微笑んでいないまーくんがお素敵。
で、タイトルについていた(仮)っての、いつの間にか無くなってる…。


本の話は他にもあるのよね。CREAで連載していたエッセイが本になるとか! 目出度い♪
タイトルは『文・堺雅人2 すこやかな日々 』。
来月発売らしいけど、詳しくはまだサイトによって情報にばらつきがあるので、もうちょっと待った方が良さそう。
既刊の『文・堺雅人』も文庫化されるんだよね。すでに持ってはいるんだけど、「新たに蔵出しインタビュー&写真、宮尾登美子氏との「篤姫」対談と出演作品年表も収録」だって。うーーーーん、サカイストならやっぱ買うべきよね? でも…ああ悩ましい。これは実物を見てから判断しよう。うん。


そしてあのCM! TOYOTOWN。もうすでにテレビで観た方も多いのかな?
アタシはもちろんネットで視聴。なかなかテレビ観ないから(^^;
映画みたいなゴージャス感、不思議な人々と街、これから先の物語に興味津々〜。
まーくんの役柄は「すべてを知る謎の男」。うーーん、ミステリアス。
このCM、CinemaCafe netのニュース記事にもなってる。扱いが映画並みなのねえ。
新しいキリンの泡のCMは録画し損ねちゃったんで、TOYOTOWNはどこかで捕獲したいなあ。
うまく何かのドラマにはさまってくれると一番いいんだけどね(^^;

130516キリンの泡.jpg
電車内の広告は撮ったぞーー。


posted by 深月 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | まーくん(堺雅人) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする