2014年04月20日

野口哲哉の武者分類(むしゃぶるい)図鑑

1404武者分類.jpg2014.4.5(土) @練馬区立美術館

『ぶらぶら美術・博物館』(BS日テレ)で紹介されたのを見て吃驚した。
何コレ笑える〜てかスゴいわー、めちゃ好み系!
「これは絶対行くしか無い」
…と呟いていたら、友だちが「では一緒に」と手を挙げてくれたので、会期ギリギリに滑り込み観賞☆

池袋で待ち合わせ、腹拵えをしてから中村橋へ。
初めて行く場所だったけれども、駅からすぐで超便利。
敷地内には枝垂れ桜が咲いていて、少し散り始めていたけどじゅうぶん美しかった。
会期があすまでという滑り込みな日程だったので、すっごく混んでるかも…と懸念したけれど、見づらいほどの混雑ではなかったのでホッ。
それでもこの美術館は、普段より混んでいる状態だったらしい。野口さん、大人気。

主な見どころはテレビで紹介されちゃってたんだけど、やはり現物を見るというのはいいね。
いろんな角度で見られるし、映像では判らなかった質感とか微妙な色とか大きさ、佇まいを味わえる。
とにかく仕事が細かい!
鎧兜は本物と同じ造りだし、人物もすごくリアル。
原寸じゃなく1/2とか1/3、1/10なんサイズだから、余計に細かい。緻密というか、細微というか。
古い資料や絵画に見せかけた平面作品も、シミや汚れ、褪色とかをリアルに再現。ほわー、しゅごい。
またそのキャプションも、秀逸。自分で描いた架空の人物に「〜の子孫である可能性が高い」とか、大真面目なフィクションがたまらない。
キャプション以外のごあいさつや来歴などといった文章も、読みやすくそこはかとなくユーモアを滲ませていて、作者の人柄が窺われて好印象。
野口氏は『ぶら美』に出演して自身の作品を解説していたのだが、にこにこと終始笑顔で小柄かつ童顔な方で(まるで高校生!)、それらの文章からもご本人の雰囲気がにじみ出ている気がした。

同行の友が「これって中二病?」と言う。まさにそうだともおもうけれど、「何にせよここまで突き詰めれば本物」なのではないかと。

話題になったシャネル侍や、頭にタケコプター様のものをつけて飛来する武士の集団、付喪神と化した兎の兜と会話する若い武士、甲冑にショルダーバッグとスニーカーの武士…。
サブカルと古美術、アートとお遊びが渾然一体。
作品以外にも作家さんの私物(インスピレーションの源となったプラモや雑誌、フィギュアなど)の展示も。それらには塗料が付着していてさもありなんと思ったり、「野口秘蔵」と書いてあってくすっと笑ったり。
そういったコレクションを見ても、アタシとはかなり世代が違うなあと。1980年生まれだもんなあ…。アタシが子どもの頃はフィギュアなんてなかったもんね。ソフビ人形だもん(笑)

展示室の狭間にクロッキーというか、アニメの設定資料の様な絵があった。(着彩は絶対コピック)
B3かA2くらいの紙(きっとPM PAD)に出品作の絵をマーカーでさらっと描き散らし、真ん中には「ぜんぶ雪のせいだ」とある。
どうやらこの展示会、初日は大雪のために延期になったらしい。ありゃー(^^;
2月は大雪が2週続けて降ったもんねえ。あれからひと月半、桜も散る頃にやっと見ているアタシ。遅いなーー。

図録を買うか激しく迷ったけど、結局絵はがきを何枚か買うのみにとどまる。
野口氏ご本人がエントランスのカフェコーナーにいらしたので、図録ならサインをねだれるのに〜〜と煩悶したんだけど。ホント吝いなアタシ(^^;
お仕事の話でもされている様だったので、遠慮して声もかけられず。うーーーん、ちょっと残念。
また近くで展示会があったらぜひ行きたい。
そうそう、この展示はきのうから京都に巡回しているそうなので、関西方面の方はどうぞお運びくださいませ。

↓ここのインタビュー記事がよかったです。写真も◎
ART YOURS インタビュー1インタビュー2

ギャラリー玉栄さん
posted by 深月 at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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