2014年07月04日

『SIMONDOLL』四ツ谷シモン

1406四谷シモン.jpg2014.7.1(tue) @そごう美術館

会期ギリギリ、すべりこみ!
今回も高校時代からの友人ふたりと一緒に行って来た。
去年はミュシャ、ベルばら、中原淳一と立て続けに見に行った面子なのだ。
そごう美術館は駅直結、規模もさほど大きくないので、平日の昼間にさっと見てランチして解散…という主婦にとっては利用しやすい施設。
友人ふたりはおかあさんなので、夕方には帰れるというのがいいみたい。
アタシにとっては、待ち合わせの10分前に家を出れば間に合うという近さが最大のメリットだな〜〜。

四ツ谷シモン。球体関節人形の第一人者。
いくつかの作品は実物を目にしたこともあるし、写真などもあちらこちらで見かけたりするけど、本当にもう「見たことある〜」てだけ。
なので、今回の展示はなかなかに興味深く、おもしろかった。
その「実物を見た」中で──数少ない機会だけど── 一番印象深かったのは、2004年の『球体関節人形展』だった。もう10年前!
結構な規模の展覧会で、色んな作家さんのいろーんな人形がたんまり見られて、めちゃくちゃ刺激的だったなあ。
映画『イノセンス』公開記念だとかで、監督の押井守が監修したらしい。
アタシがオタクだったのはうんと昔なんで、イノセンスも攻殻機動隊も見てないんだけど…

10年前の印象そのままに、人形たちはそこにいた。
美しく、可愛らしく、エロティックで、グロテスク。
幼児、少年、少女、女、男、天使。
うーーん、見応え満点。
やはり写真とは印象が全然ちがう。生で見なくちゃダメなんだなあ。
あれもこれも魅力的だけど、一番アタシの好みだったのは…“目前の愛 2”の、褐色の肌とダークヘア、そして鷹(鷲かも?)の羽を持つ天使。この子はとにかく顔が好み。

人形の顔が金子國義の書く人物に似てるね、と話しながら見ていたが、やはりふたりは親交があるらしい。そして唐十郎とも繋がりがあり、状況劇場の舞台にも立っていたんだとか。
しかも女形で! ははあ〜〜。
てか金子氏とふたりで姉妹役とか演ってたんだそーだ。(調べ出すと色々おもしろくて、ネットサーフィン三昧。結局筆が止まるという病が治らない…)
“未来と過去のイヴ”という一連の作品は、その女形をしている自分の姿なんだそう。
人形は作家の内面を映し出すというシモンさんの談話があったけど、そのものズバリ「自画像」な作品もあった。

この展覧会、人形たちもとても見応えがあって満足できたけど、さらに作家さん本人についてが興味深くて。ネットでちょこっと調べただけでも、かなりドラマティック。
図録を買えばよかったかなあと、少しばかり後悔…まあそういうの集め出したらキリないんだけど。とりあえず図書館にある本でも漁ってみるか。

アトリエを再現したブースもあって、そこだけは撮影OKだったので載せておきます。
端に置いてある人形、素敵だったのに写りが良くない…(しょぼん)。

1407シモン2.jpg


1407シモン3.jpg


そごう美術館 公式
インターネットミュージアムによるレポート(とても詳しいレポ!)

posted by 深月 at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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