2016年09月07日

『マハゴニー市の興亡』@KAAT神奈川芸術劇場

160907マハゴニー.jpg2016.9.7(水)19:00〜(プレビュー公演)
マハゴニー市民席 ¥3,000

何度も書いているけど、翻訳ものはあまり好きじゃない。
白井さんの演出も微妙に苦手。(役者としては大好きなんだけど)
さらに音楽劇もイマイチ相性が悪い。
細見くんが出るし、安い席があるし、前回の白井演出『夢の劇』がとても良かったので油断して、ついチケットを購入してしまったのだ。そして公演直前に音楽劇だと知ってしまったと思ったものである。だ、大丈夫かな〜(^^;

さて、安い席というのは「マハゴニー市民席」。
なんと座席は舞台上。マハゴニー市の市民として参加するということらしい。入場前に渡されたA6ペラの紙には、座席の位置の図と、裏面にはマハゴニー市民憲章として注意事項その他説明書きが。それによると席移動だけでなく、上演中でも舞台上を好きに歩いて良いらしい。それとデモ参加は義務なんだそう。権利でなく、義務!

160907マハゴニー憲章.jpg市民席というのが芝居好きには物珍しくて楽しかったけど、芝居の内容としてはピンと来なくて。終演の拍手をしながらなんとも微妙なキモチであった。
いや、ただアタシが浅学かつ鈍感なせいでありましょう。惹句にあった痛烈な皮肉とか、現代社会への警句とかもあんまりよくわからなかったし。いや、なんか皮肉なんだろうなあとは思ったけどね。何がどう「痛烈」だったんだろか。
登場人物の気持ちもほとんど理解不能だったなあ。
ジムとジェニーは愛し合っているようには見えなかったし、きこり四人組もはたして仲良かったのだろか。

いろいろ気になるんだけど、わからなかったからこそ「知りたい、理解したい」と思っているということなのかも。

そうそう、気になったと言えば、男たちが(市民? 旅客?)チャラい大学生みたいだったこと(笑)。欲望の歓楽都市にやってくるようには見えないんだけど(^^;
女たちはまあ、売春婦だからエロくて下品な格好でいいとして。女のアタシでもドキッとするような衣装だった〜。んー、うつくしひ☆

嬉しかったのは、休憩時間にちょこっとだけど白井さんとお話できたこと。
舞台セット?のでっかい外車(人力で舞台上を移動させていた)をしげしげと眺めていたら「本物の車なんですよ」と白井さんが話しかけてくださったのだ♡
「中古車を買って、ピンクに塗って・・・」
「ピンクキャデラック的な?」とアタシ。
「さすがにキャデラックは買えなかったですが(^^;」
ああ、なんてキュートなのだ白井さん! 独特のしゃべり方。擦過音が濁音ぽく聞こえるところがイイのよねえ♡

大御所のお三方は圧倒的。重厚な・・・年嵩の・・・そう、すでに妖怪であった。
ジムこと、ジブ・・・いえ、ヤマコーは流石の歌唱力。でもってスーパーウルトラマッチョww あそこまですごかったっけ?『組!』の時はもうちょっと控えめだったような。でも久々の生ヤマコー(ヘドウィグ以来かな?)で嬉しかった。
細見くんもちゃんと名前のある役で、ちゃんと歌ってた。大勢で歌うところでも、声がちゃんと聞き取れる。そして美声。
音楽はジャズ。アカデミックなのは退屈だから助かった。かっこいい音だった。


もしこれから市民席で見るならば、できるだけ客席に近い方がオススメ。舞台の奥の方だと演者さんの後ろ姿ばかり見ることになるし、電光掲示板がまったく見えないので。一応両袖にモニターがあるんだけど小さすぎて文字が読みにくいし、そもそも役者さんを見てたらモニターに気づかないと思う。実際、アタシは途中まで気づかなかった(^^;

プレビューで観ちゃったけど、初日は2日後。きっとどんどん変わっていくんだろうな。
市民席のお客さんが、もっと芝居に絡んだりするかな。そうしたら面白いのに。
客席から見たらどんななのか、芝居がどう変わっていくか、興味はあるけど・・・きっともう観ないかな〜(^^;

『マハゴニー市の興亡』公式サイト
エンタステージ ゲネプロ&会見レポート



posted by 深月 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック