2012年06月02日

『無伴奏ソナタ』キャラメルボックス

120529_134920.jpg2012.5.29(火)14:00〜 @グローブ座
2012.5.30(水)14:00〜 @グローブ座

みなさま、こんにちは、こんばんは、おはようございます。

最近インプットばかりが忙しい深月であります。
いいかげんブログに書くことが溜まっていくばかりなんですが、毎日夕飯時に晩酌しつつ「あー、書かなくちゃ。書かなくちゃ。あしたこそ」と毎日思っている訳でして(笑)
でもきょうは、アウトプットしないと脳みそから何かがはみ出そうになってるんで、吐き出しますよー!
珍しくも(苦笑)、キャラメルボックスの演目にやられちまってるのよ…

実際アタシのキャラメル歴はなかなかに長い。
初キャラメルは、1994年の4月14日。自分の誕生日に観た『アローン・アゲイン』だ。
ソレ以来、ほぼ毎公演観劇しているキャラメラー(?)となったのだ(全公演じゃないところが痛恨)。
しかし。2000年前後にピークを迎えたキャラメル熱は、最近すっかりふんわりぬるくなってしまい、惰性のように「とりあえず観る」ような感じがあった。何を観てもある程度の面白さはあったし、安心して観られたんだけど…。
「好きなんだけどちょっと物足りない」「楽しいんだけど、観た後にあんまり残らない」という演目が多かったのだ。これは自分が歳をとったからか、それとも…?

そんな私が、『容疑者Xの献身』の再演にズシンときた。初演よりもなぜか響いた気がする。こういう感じはキャラメルではひさしぶりに感じるものだった。
そして今度は『容疑者〜』と平行して上演された『無伴奏ソナタ』に、完全に鷲掴みにされたのだ。
初日(25日)のチケットを取っていたのだが、その日はライブと重なってしまい、劇団に電話して29日のマチネに振り替えてもらった(こういうことを普通にしてくれるのがすごいよね、この劇団は!)。
29日に観劇し、ガツンとつかまれてしまい…もう一度観たくてたまらず、翌日30日のマチネ(東京千秋楽!)に急遽当日券で飛び込んだ。あー、ホント初日に観たかったなあ〜。そしたらもう1回観られたかもしれないのに!


『無伴奏ソナタ』は同名のSF小説が原作。
オースン・スコット・カードというアメリカの作家の作品で、わずか30ページの短編だ。
本オタクの友人が原作本を持っていたので事前に借りて読んだけど、本当に短くてサクッと読めて、お話としてはいかにもSFっぽい近未来の「管理社会」もの。
読み終わってまずおもったのは、「これをどうやって舞台化するんだろう?」ということ。
小説として、作品自体にはさほど面白いとはおもわなかったようだ。ふうん、くらいの感覚で。
だけど作・演出の成井さんは原作ものを料理するのがうまい。もちろん舞台の出来に不安などなかった。

が。
ここまで…!
予想を軽やかに超えるほどの出来とは。

いやもちろん「共感できなかった」とか「残念だった」とかいう感想もあったけど(←散々ネットで検索して読みまくった)そういうのは本当にわずか。ほとんどが大絶賛。感動、号泣、鳥肌立った、などなど。(でも実際、号泣してる人なんかひとりもいなかったけど〜。※号泣=大声を上げて泣く)


とりあえずあらすじをば。
※注意!この先ネタバレ有り。しかも長文!



ネタバレでも続き、読む?
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2012年04月27日

『深海のカンパネルラ』空想組曲

深海のカンパネルラ.jpg2012.4.17(火) 14:00開演 @赤坂RED/THEATER

友人のオススメでもあり、キャラメルボックスの多田くんが出るということもありで観てきたよー。
空想組曲とは、作・演出である、ほさかよう氏のプロデュースユニットらしい。
ほさかさんの名前はよく聞くけど、その作品は…観たことあったっけ?と調べてみたら、むーとぴあの第一回公演の『この世界にはない音楽』を書いたのが彼でした。そっかー。

初日から3日目、平日の昼公演というのにほぼ満席。
土日は完売しているというからすごい。
評判もよろしいようで、ちょいと楽しみにしてでかけたものである。


<STORY>
「絶対に引き返さない」
決意と闇を胸に少年はカンパネルラとともに銀河鉄道に乗り込んだ。
だけど誰も教えてくれなかった。
幸せの難しさも、永遠のおそろしさもーー。

<CAST>
ジョバンニ/りく:多田直人(演劇集団キャラメルボックス)
カンパネルラ/けんじ:篤海
タウリン/まもる:鶴町憲
ルピー/たくみ:二瓶拓也(花組芝居)
くらげ/みかげ:渡邊とかげ(クロムモリブデン)
コルヌ/しの:上田理絵
ザネリ/柴実:石黒圭一郎(ゲキバカ)
黒蜜星の乙女/黒上:牛水里美(黒色綺譚カナリア派)
魚座の女王/魚心先生:小玉久仁子(ホチキス)
サクレット/佐渡:内山正則
ひみか(姉)/生物の先生:川田希
車掌/さとし(父):古川悦史
先生:中田顕史郎


公演も終了したので、ネタバレ気にせず行くよん。
チラシのイラストが幻想的で美しく、またタイトルからして雰囲気満点だし。
舞台のセットや照明なども、そういうイメージ通りに仕上がっていてキレイだった。

モチーフになっている、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読んだのは30年以上前(!!)で、はっきりとは憶えていない。
印象にあるのは、話の途中で「この部分は原稿紛失」とか何とかって書いてあったりして、そんな不完全なものを出版していいの?!と子ども心におどろいたことばかり。
あとは、ますむらひろしのアニメーション映画を断片的に観た記憶…。

エッセンスとして使われてるくらいかな、とおもって観てみたら、がっつりと「銀鉄」ベースになっている物語で。もっとちゃんと読んでおきゃよかったかな、いや、機会があったらまた読み返そうかとおもったり。
主人公「りく」が、親友「けんじ」の死を受け入れられず、自分をジョバンニ、けんじをカンパネルラにあてはめて、現実から逃避し物語の中に引きこもってしまう。
友人の死、という重い題材の悲しいお話だった。

悲しい話ではあるけれど、前半はコミカルで笑わせるシーンも多かった。
その分、後半がまた重く感じるのかもしれない。
私としては、魚座の女王あたりの濃ゆーい笑いはちょっときつすぎて、もう少しさらっとできなかったのだろうかとおもうんだけど…。
や、女優さんは素敵だったけどもね。女王よりスーパーのおばちゃんの方が好きだな。
実際、上演時間が130分か135分、やっぱちょっと長過ぎたもの。20分は削ってほしいところ。

気づいてみると、主人公の「りく」、多田くんは、舞台に出ずっぱりだった。
一度も引っ込むところがなかったんじゃないかな。
トイレにも行けないし、水も飲めない。ハードだ…!
でもお陰で多田くんの姿を堪能できたんだけれど。「悪い顔」もしっかり見届けた!(笑)
「けんじ」役の篤海くん、とっても綺麗なお顔のイケメンさん。なぜかそういうタイプに食指が動かぬアタシ…(^^;
ふたりがサンシャインシティで出くわし、やいのやいのじゃれ合う回想シーンが切なくもかわいらしくて良かった。星オタクのイケメンと、魚オタクの偽イケメン(笑)

なんだかんだ言ったけど、ラストはしゅんっと洟をすすったりなんかして。
役者さんはみんな粒よりだし、これはおいしいかもしれない。空想組曲。
あー、気になる芝居が全部見られる身分になりたいわあ。

劇団の公演サイト
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2012年04月19日

『HIDE AND SEEK』パラドックス定数

120414パラ定.jpg2012.4.14(土) 15:00の回 @三鷹市芸術文化センター 星のホール

氷雨そぼ降る誕生日〜♪
に、行ってきました。寒かった…。
パラドックス定数の舞台を見るのは初めて。
友人のオススメで行ってみることに。

↓以下、劇団サイトより

江戸川乱歩と横溝正史と夢野久作。

昭和の始まり、東京下町、文学界の、異端児三人。
毎日執筆、時々無頼、飛び交う座布団、罵詈雑言。

今日も編集者が扉を叩く。

原稿、原稿、〆切、原稿、短編、長編、書き下ろし。
犯人、殺人、探偵、密室、寝室、残酷、倒錯、耽美。

部屋の隅の文机に、そっと置かれた万年筆。
細いペン先、滴るインクに、遂に奴等が現れた。

明智小五郎と金田一耕助と呉一郎。

作家と彼等の間にあるのは、蜜月、共食い、或いは裏切り。

まるで煙管の煙のような、現実と虚構の境界線。
その狭間で繰り広げられる、これは創造を巡る物語。

 - - - - - - 

誰ひとり知っている役者さんがいないという、完全にまっさらな状態で臨んだけど、なかなか面白かった。
題材が題材だけに、もーっとエロかったりドロドロしてたりするのかなあと想像したけど、そんなことはなかった。コメディっぽい部分やダンスのようなパフォーマンスもあったりして、意外とエンタテインメントな感じ。
観やすかったけど、もちょっと淫靡っぽくても良かったなぁ、とおもうアタシはいけない子でしょうか。(子とかいう歳ではない)

※この先ネタバレ有り!


江戸川乱歩と横溝正史と夢野久作をちゃんと読んでたら、もっと面白かったんだろうな。
特に『ドグラ・マグラ』を(^^;
乱歩は子ども向けの少年探偵団シリーズをかなり読んだけど、ソレ以外はたぶん2、3冊くらいしか読んでいないし、夢久・横溝氏については、実は一冊も…(汗)
かの有名な映画『犬神家の一族』も観ていないのだが、さすがに何とか見覚えはあったので、パロディシーンもちょっと笑えた…。よかった。

小説家とその作品のキャラクターがが出て来て、色々とやってるところに編集者や映画のプロデューサーや監督までが登場し、だんだん狂躁の体。
はては読者(=観客)まで巻き込んで…。
物書きの葛藤とか苦しみとか、そういうものさえ羨ましく感じるんだ。アタシには。生み出す方の人間でありたかったから。

「読みたいものと、書(描)きたいものと、書(描)けるものって、全部違うんだよね」
はるか昔、アタシがまんがを描いてるとき(描いていたんだ、実は)に散々おもっていたことを劇中でも同じこと言っていた。やっぱ誰でもそうおもうんだなあ。。。

劇中で夢野久作を「夢久(ゆめきゅう)」って呼んでいたんだけど、実際に当時そういう呼び方をしている人っていたのかなあ。彼を演じていた役者さん、ちょいと好みであった。
明智小五郎役の生津さんという役者さんがちょう美声!無駄に気障という役柄とジャストマッチで可笑しかった〜。
とにかく役者さんが皆うまくて、その点では安心して観ていられた。素晴らしい。
また次回も観ちゃおうかな?(^^;


後追いだけど、劇中で題材に使われた本を読んでみようっと。
まずは図書館へゴー♪


ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
夢野 久作

角川書店 1976-10
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posted by 深月 at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月06日

『幻蝶』@シアタークリエ

120402_133848.jpg2012年4月2日(月)14:00〜

退院したあとのデビュー(?)は、ライブよりは芝居の方が楽だろうとおもってGETした『テキサス』。
河原&長塚コンビはふたりとも好きだし(とはいえ役者として好きなんだけれども)、最近注目の星野源も生で見られるし、でも高すぎる…と躊躇していたアタシに、お友達が安く譲ってくれたのだ!ラッキー!!
とっても楽しみにしていたのに、当日になって開演時間を確認したところ、14時開演のマチネだった…(その時既に15時。劇場まで、ドアtoドアで1時間は最低かかる)。そう、ソワレだと思い込んで、チケットをパーにしたのであった…(号泣)

そんなことがあって、かなり凹んでいたアタシ。
イープラスからの「得チケ」メールに『幻蝶』が出ていたので、勢いで「ぽち」してしまった。
この演目も気になっていたけど高くて諦めていたのだ。
1500円引きなら、行ってみるか!とおもいきっちゃった次第。


割引チケットだから期待していなかったけど、そんなにヒドイ席ではなかった。15列めの端っこ。この面子でも売り切れなかったんだなあ。

ご贔屓の役者である細見大輔氏が出るってんで気に留めていた訳だけど、観に行ってみて豪華キャストなのに驚いた。内野聖陽、田中圭、七瀬なつみ、大谷亮介!それに細見くんと、中別府葵というモデル出身らしいお嬢さん。
でも豪華とはいえキャストは全部で6人、8800円はぼりすぎじゃない?


演出は白井晃氏。
白井さんの舞台は重くて美しい。
その重さがとても苦しい場合も多いんだけど、今回は脚本のおかげで前半はコミカルなシーンが多く、笑える部分が多くて助かった。
あ、この先ネタバレあるんでご注意!
東京公演が終わっちゃったけど、これから地方公演もあるしね。
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posted by 深月 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

好きさ★ DEBUT LIVE!

2011.10.10 (mon) 17:30〜 @RED SHOES

私の愛する“けにゅー”こと、首藤健祐氏がバンドを結成し、この日が初ライブ!(次があるかどうかは不明…)
東京ハートブレイカーズが今年の夏に上演した『フィッシュストーリー』。その劇中で登場するバンドが、そのまま活動を始めちゃったということらしい。
そのバンド名が『好きさ★』

…アレ?
そういやアポロボーイズも劇中バンドだったよなあ。
よくよく好きだなあ、首藤さんも。ロックが、というより音楽が、というより、きっと人間が。
アポロの活動もたまにはして欲しいんだけど、メンバーが皆忙しいから難しいんだろうな。曾我さんはメジャーシーンに突っ込みたかったみたいだけど、ちょっとそれは無理だったみたいだし(^^;

ともかく、けにゅーラヴ♪なアタシが行かない訳がない。
『フィッシュストーリー』のサントラもカッコ良かったし、勇んで南青山へ!

赤靴.jpgこの日のハコはRED SHOES。
伝説と名高い有名なライブハウスだ。
首藤さんはこのハコで演れるというだけで感極まっているらしい。…が、アタシはどっかで聞き覚えがあるってだけで、行ったこともなかった。
渋谷から歩いて15分少々。六本木通り沿いのビルの地下一階、中に入ってへえ、ここが…ふーん、ときょろきょろ。ちょっとカウンターバーがスナックみたいだな、というくらいで別に普通のライブハウスだった。
普通と違ったのはドリンク代。
なんと、800円!!!!
普通は500円、高くても600円が相場なのに…。
初台のDOORSなんて300円なのに。
暴利だ。土地代?
お酒が飲めない友達は「800円のコーラなんて初めて飲んだ」と言っていたよ(涙)
アタシも余りの高さにお代わり1回しか出来なかったよ!(するなよ…)
とまあ、そんなこんなは置いといて、本題!

フロアには椅子が並べてあり、立ち見の人は後ろの方にあるほんの隙間に詰め込まれた。
フロア後方にはカーテンで仕切られた別の部屋があり、それを楽屋として使っているようだった。カーテンと言っても細い紐というか糸をたくさん垂らしたやつ(判る?)で、メンバーが居るのが見えているのだ。


時間になって客電が消え、拍手と歓声の中をメンバーの登場!
そう、お客さんの座っている横を突っ切って…。
まずはドラムのくんじさん。それからベースのジャック・伝ヨール氏、ギターの石川さん。最後にバンマス・首藤健祐!
あああー、カコイイ〜〜〜。こんな47歳、他にいないよ。
相変わらずけにゅーはお洒落さんだのう。チェックの七分袖シャツにリストバンドが決まってる。スウェードの靴が赤いのはレッドシューズに合わせているのだろう。
ん、待てよ。チェックのシャツ、七分袖…と言えば海北くん!
ああ。同じアイテムなのに、なぜこんなにもオシャレ度が違うのか。

なんて埒もないことをぼんやり考えたりして。ライブ中に、ゴメン。
とりあえずセットリストをドン、といこうか。


第1部

01 三月のうた
02 The Heart Song
03 Hijackknife
04 Bye Bye SUPERSTAR
05 YOU MAY
06 The Emperor's New Suit
07 ぼくのおじいちゃん
08 こどもたちがサンタクロースを信じるちからとでっかいワゴン車
09 エンドレスロード
10 マンガソング


第2部

01 KORO-KORO
02 砂とダイヤモンド
03 MY SWEET HOME TOKYO…
04 好きさ
05 ホームラン日和
06 バカのままで
07 3度目の15の夜
08 LOVE or PEACE
09 FISH STORY


encore1
01 黄色いクリスマス
02 かなしみ〜二十億光年の孤独

encore2
01 The Heart Song



そう、このライブは2部構成だったのだ。
途中休憩があり、お客さんもひと休み。メンバーいい歳なんだから、ちょっとひと休みしてパワーチャージしないとね。
いっぱい演ってくれたなあ。先の舞台・フィッシュストーリーからと、アポロボーイズと、THBで昔から演ってるリーディングライブの曲と。
“ぼくのおじいちゃん”なんて懐かしすぎる。
こんなにカッコイイのに、“KORO-KORO”とかちょいとお下品なネタもの演ったりして(^^;

あとはもう、断片的にしか憶えてないので箇条書きで。

*赤い靴を「ホラ見て♪」とばかりに右足をあげるが、高さが足りず。えいやっと2,3回、空を蹴っていた…。

*(客・けにゅー!)「呼び捨てにするなー!」フロア大盛りあがり。

*「イエー!」(客・まばらなイエー)「イエーって言えー!」(客・失笑)

*「みんな、来てくれてありがとう!昔は体育の日だったけど、今日はもう何の日か判らないけど…何の日なの?」(客・体育の日ー)「えっ、そうなの?!」
今年は偶然、かつて体育の日だった10日が第2月曜日に当たったのよ、首藤さん(笑)

*スポットライトが専用のライトではなく、普通の天井に下がっている照明を、ライブハウスのスタッフさんが点けたり消したり、棒のようなもので向きを変えたりと操作していた。
ボーカルが首藤さんじゃない曲になると、歌ってる石川さんにライトがあたるまで20秒くらいかかっていた(^^;

*お客さんの中に、先月けにゅーが代役で客演したカラーチャイルドの面々がいらした。
あのお母さん役の方は強烈な印象で(良い意味で)、ひと目で気づいてしまった。

*アポロの曲はいくつか「振り」があるのだが、それを久々に思い出した。アレをみんなでやったときの爽快感!(でもコレは前の方を陣取った濃ゆいファンだけがやっていたらしい。と、ライブ後に友達から聞いた。あー、初めて来た人たちが引かないといいんだけど…)

*ジャックさんのベースライン、気持ちいい!

*石川さんのルックス、実はアタシ、かなり好みだったりする…。(ぽっ)

*アンコールのかけ声が、「アンコール!」で始まった。それがいやで、「す・き・さ!」と叫んだら、フロア中で同時多発的に「好きさ」コールが起こった!

*1回目のアンコールで出てきたけにゅー、さっそくその話題を出す。「『アンコールっ!』は無いよね。今度からは『す・き・さ・ほしっ!』で。」た、確かにバンドロゴは『好きさ★』(実際は○の中に★です)だけど〜〜

*2回目のアンコールで、さっそく「すきさ、ほしっ!」と…言えた訳はなく。みんなシャイなのね〜。結局、ほぼ手拍子のみで頑張ったのであった。アタシももう一杯飲んでたら、誰も言って無くてもひとりで「ほしっ!」と叫んだのになあ。

*アンコール2は、曲を用意してないと言って本編2曲目でも演った“ハートソング”をもう一度。今度は最後の「苦しくなるほど 恋をしよう」をシンガロング。


ありがとう、バイバイ…と言って捌けて行くけにゅー。
ああ、その愛嬌たっぷりの目が好きだ。
やさしく深い、その声が好きだ。
年甲斐もないオシャレっぷりが好きだ。
シャイすぎるハートがたまらなく好きだ。

くんじさん、石川さんとはハイタッチ出来たけど、けにゅーとは出来なかったなあ。
なんかもっと色々想ったことあったのに、もうおもいだせないや。3週間近く経ったからとはいえ、くやしいわー。



終演後、久しぶりにあえた友達と、飲んで食べてお喋りして。
本当に楽しかったー!
遠方からの友は、なかなかコチラまで出張るのは難しいからね。
首藤さんには頑張ってほしい。
アタシが友達と会える機会を作る為にも。(え、そこ?)


とか、言ってる間にTHBの本公演の情報が!!
年末の平日、しかも二日間という鬼のようなスケジュールだけど。
でもアタシゃ行きますよ、おっかーさんも出ることだし。
来月7日には先行予約がスタート!ソレまでに二日間・4公演のドレに行こうか決めなきゃねえ。
あー、たのしみ!!


次回公演の詳細は↓へ。
東京ハートブレイカーズ オフィシャルサイト
舞台・フィッシュストーリーのDVDも発売中!めっちゃカコイイのでお薦め★
posted by 深月 at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月26日

『サンタクロースが歌ってくれた』キャラメルボックス

10days limited Ver. @サンシャイン劇場
2010年11月18日(木) 19:30〜

1997年に3演めが上演されて、その時もダブルキャストだった。
お巡りさん役が大内くんと、今はもう退団してしまった南塚くん。
そのころはコアなキャラメルファンだったので両キャストを観に行ったものだ。
今回の13年ぶり4演めは、メインの3役を前回・前々回と同じオリジナルキャストで行うという、画期的(?)なもの。年齢的にもかなりギリギリ(^^;
そのオリジナルキャストとは全くの別キャストで上演するという、10日間限定バージョンをまずは観てきた。
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posted by 深月 at 02:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月19日

『2人の夫と私の事情』シス・カンパニー@シアターコクーン

ピクチャ 3.jpg2010年4月23日(Fri) 18:30〜

ケラの演出・主演に松たか子、というので興味をひかれて観てきた。
期待したほどケラの毒っぽさはなかったが、松たか子の可愛くてお莫迦なヴィクトリアが堪能できてよかった。
2人の夫・段田安則&渡辺徹も芸達者だし、ヴィクトリアに翻弄されながらもいきいきと日々を営む逞しさがあり。最後にホテルリッツの仕出しをせしめて祝杯を挙げるところは、おもわずくすり。

これでもうちょっとチケットが安ければパーフェクトなんだけどなー。
キャストがこれだけ豪華だと難しいかあ。
posted by 深月 at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月20日

『俺たちの鉄壁』東京ハートブレイカーズ One Night Act.4

アタシの中で、東京ハートブレイカーズ(略してTHB)というユニットは別格なのである。
なぜか勝手に親近感を持ち、身内感覚で楽しみだったり心配したり。主宰の首藤健祐氏にとっちゃいい迷惑だろうなあ、ともおもう。

もちろん本公演が一番たのしみなのだが、今年はそれがないらしいと聞いて、否応なしにこのワンナイトアクトに期待が集中。
しかもTHBの第一回公演の面子が揃うとあれば、なおさら。
アタシの場合は、キャラメルボックスの中で今のとこ一番気になっている多田直人クンが客演する、この点もかなり大きいポイントだ。

が、実は。
4月17日は、おとぎ話のアルバムレコ発ツアーファイナル(しかもワンマン!)ということで、昨年中からチケットを買ってたのしみにしていたアタシ。
ワンナイトアクトの情報がドロップされてドキッとしたが、マチネがあるから大丈夫とおもっていた。おもっていたが、しかし!!
マチネが14時でなく、15時開演だと判明して焦るアタシ。ギリギリ過ぎる〜〜〜(汗)


というわけで、ココロが落ち着かないままの参戦。
本来ならソワレのみか、若しくはマチソワ参戦しちゃいたいくらいだったんだけど。
そんな気持ちで突っ込んだのは渋谷BOXX。
このハコは初めてだけど、duoに比べたら相当に見やすい。柱は無いし。

One Night Actってのは、芝居とライブをミックスしたようなものなんだけど、今回の音楽は石川よしひろ氏ではなく、「黄金の手」という変わった名前のバンド。ユニットかな?
若干不安だったんだけど、けっこう好きなタイプの音楽でホッとする。
・・・だけど、それはそれ。これはこれ。

ライブと芝居、半々ほどの構成だったけど、かなり物足りなかった気分。
一曲演って、芝居数分の繰り返しってのは、かなりキツイよ。芝居はそんなにブツ切りにしたら、薄まっちゃう。音楽と違って、一曲5分で終わる訳じゃないんだから。
やはりTHBのお客さんってのは、芝居を見に来ているんだから余計だとおもう。
「黄金の手」をかなり気に入ったアタシから言わせてもらうけど、芝居成分が足りないってば!!! ホントに。

いや芝居部分もけっこう良かったけどね。
もうちょっとそれをガツッと見せて欲しかったわ。
ライブと芝居、半々じゃあキツイよ。せめて2曲削って、その分の時間を芝居にさいてほしかった。

久しぶりの細見くん、やっぱ魅力的だったし。
多田くんは大人しかったかな?
ペリクリーズの前説ソングとは違う、シリアスな曲が聴けるのかとおもったら。
路線的には似たような“回転寿司のうた”という、コミックソングであった。
いや、悪かないんだけどね・・・。

首藤さんはいつものパンキッシュな出で立ちも素敵なんだけど、今回はお通夜ってことでダークスーツで登場。それだけで盛り上がる客席(笑)いや、アタシたちだけかしら・・・。


割と前の方の席だったので、劇中に葱を齧るシーンのあとはかなり葱臭かった。
役者さんて大変だなあ、なんて、客席はお気楽に眺めていたのさ。ゴメンね、けにゅー♪


面白くはあったんだけど、時間は刻々と過ぎ。
ハラハラしながら、岡田達也氏のヘロヘロなトロンボーンを聴いて。(きっと出てくれると思ってたよ!)
結局はアンコールの途中で抜け出すという、後ろ髪めっちゃ引かれまくり状態でクアトロに走ったのであった。
ああ、なんでこういうときに限ってWブッキング?!(涙)

アンコールの最後と、Reinaちゃん曰く「アドリブ5倍」のソワレがちょー気になるアタシ。
だれか詳細レポ、書いてくれないかしら?!
posted by 深月 at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

『泣き虫なまいき石川啄木』ハイリンド

泣き虫.jpg2010.3.29(Mon) 14:00開演 @赤坂RED/THEATER

出演:伊原農/枝元萌/多根周作/はざまみゆき/温井摩耶/外波山文明
脚本:井上ひさし
演出:水下きよし(花組芝居)


啄木が残した15冊の日記。
「焼き捨てろ」と遺言された妻が、今読みはじめる。

啄木の死後、妻はそこに何をみたか。

東京本郷の床屋の二階を舞台に、
啄木、そして彼の家族と友人とが入り乱れ
織りなされるは
借金漬け、質屋通い、嫁姑のいざこざ。
「実人生の白兵戦」を身をもって体感する啄木。

事実より真実を求めた井上ひさし氏の手により、
啄木の最後の三年間が紐とかれる。

ハイリンドはただじっと手をみる。

<公式サイトより>

『となり町戦争』で気になっていた多根さんを見るべく。
気になると言いつつ、あれから3年も経っているけど・・・。

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『相対的浮世絵』G2プロデュース

浮世絵.jpg2010.3.24(Wed) 14時開演 @Bunkamuraシアターコクーン

作:土田英生
演出:G2
出演:平岡祐太/袴田吉彦/安田顕/内田滋/西岡コ馬

人生の曲がり角にさしかかり、それぞれにややこしい問題を抱えてしまっている岬智朗(袴田吉彦)と、高校時代の同級生、関守(安田顕)。彼らに救いの手をさしのべたのは、10数年前、高校生のときに事故で死んだはずの、彼らの同級生、遠山大介(内田滋)と岬の弟、達朗(平岡祐太)だった。

うしろめたい気持ちを抱えながら、遠山と達朗からの救いの手を頼りにするようになる二人。そこへ現れたのは、遠山、達朗と知り合いだという、自分の思い出ばかり語りたがる初老の男、野村淳(西岡徳馬※徳は旧字)。

「前田? 髪の長い子か?」
「そうそう。あいつは確かに可愛かったな。」

いつも一緒にいた高校時代の、他愛のない思い出話に盛り上がる4人。そして、彼らを見守る野村。やがて、話は……

土田英生独特の、軽妙な会話のなかに、すれちがう気持ちが切なく交錯し、残酷さとやさしさが、ひらひらと見え隠れする──
笑ったあとに、夜空を見上げて遠い思い出をなぞりたくなるヒューマン・コメディー。

G2プロデュース公式サイトより>
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2010年04月07日

『兵器のある風景』俳優座プロデュース No.83

兵器のある風景.jpg2010.3.18(Thu) 18:30開演 @六本木俳優座劇場

作:ジョー・ペンホール
演出:坂手洋二
出演:大西孝洋/中嶋しゅう/荻野目慶子/浅野雅博


最先端の科学技術が世界各国の政府や軍需産業によって殺戮兵器の開発に応用され、商品として取引される―。
 いまなお、多くの国々が局地戦争を繰り返し、「平和のための抑止力」という名目のもと、軍事テクノロジーの研究開発を推進している。<平和のために>政府プロジェクトの一員となった航空技術エンジニアの葛藤を描くドラマ。

<公式サイトより>

浅野さんを見たいが為、重そうな話を覚悟して観に行ったが・・・まあ案の定重い話で。
ものすごく緻密、かつ迫力の会話劇で圧倒されてしまった。


画期的な技術を開発し、こどものように有頂天のネッド(大西)。
それが軍事利用される前提で開発されたことに動揺し、危惧する兄のダン(中嶋)。
研究者の純粋な探求心と倫理の乖離・・・先日観た『棄憶』とリンクするなあ。
ネッドの場合は民間人の誤爆を防ぐ、イコール平和利用とおもっているところが浅薄なのよね。

会社の営業部長・ロス(荻野目)は技術の知的所有権を譲るという契約書にサインをせよと迫るが、ネッドは頑として受け付けない。
結局は情報部員のブルックス(浅野)による脅迫まがいの説得に負けてサインするが、プログラムにバグを仕掛けて逃走してしまう───。


とても見応えがあったが、仕事帰りの方や年配の方には辛かったらしくて寝ているお客さんもチラホラ。二幕・三時間という大作だったので、眠くはならなかったアタシも、観た後にはそれなりに疲労感が・・・。

荻野目さんは初見。(もちろんかつてはテレビで何度も観たけれど、舞台では初めて)
うつくしてスマートなキャリアウーマンだったけど、発声や演技がちょっとわざとらしく感じられてちょっと違和感。それも役作りなのかなあ。
他の3人の役者さんは文句なく素晴らしい。
大西・中嶋両氏とも初見だけれど、とにかく膨大なセリフに溺れることなく、しかも退屈させることなく観せて(聴かせて)くれた。

そしてお目当ての浅野さんは、今までに見たことのない怖い役だった。
すらりとしたスタイル、物腰柔らかで頭の良い、イヤ〜な奴(^^;
そんな役は演じるのにパワーがいるらしく、ご自身のブログでも「いやな夢をみる」などと書いていらっしゃった。ホントお疲れさまです。


観てから日も経ってるし、さっくり簡単に書いちゃおうとおもったけど、やっぱ無理であった(^^;
この記事、文章量もあっさりしてるけど、実はやたら時間かかった。書いては消し書いては消しの繰り返しで。
考えさせられるところが多く、面白かったと簡単には言えないけど、見応え充分のお芝居だった。
posted by 深月 at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

自転車キンクリートSTORE『富士見町アパートメント』2

2010.3.14(Sun)14:00〜(Aプログラム)

セット割引につられ、4本とも観てしまった。
Bを先に観ちゃったけど、こっちを先に見るのが正解だったなあ。
同じ舞台セットを使って、4人の脚本家が書き下ろす4つの戯曲。
それをじてキンの鈴木裕美女史が一手に演出するという、非常におもしろい企画。
Bプログラムの感想は、ひとつ前の記事をご覧ください♪
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posted by 深月 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

自転車キンクリートSTORE『富士見町アパートメント』

2010.3.12(Fri)19:00〜(Bプログラム)


同じ舞台セットを使って、4人の脚本家が書き下ろす4つの戯曲。
それをじてキンの鈴木裕美女史が一手に演出するという、非常におもしろい企画。
『ポン助先生』を観たいとおもいサイトを確認したら、2本観て5000円、4本セットで8000円だという。それなら4本観るのがお得だ♪と、ついセット券を予約してしまったのだった。

その舞台セットというのは、名前からもイメージできる通りのレトロなアパート。
2DKに風呂・トイレ別の間取りで、床の間もどきの謎な空間や、部屋の仕切りがガラス障子だったりと、懐かしさ満載。
使いようによってはキッチュでおしゃれだったり、古ぼけたむさ苦しい部屋だったり。
調度品やその他でかなり印象が変わる、というのもおもしろい趣向だった。
ピカピカでモダンな隙のない部屋よりも、こういう部屋がアタシは好きだ。ここに住んでみたいなあ、と本気でおもった。


まずはBプログラムの2本。
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posted by 深月 at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月23日

東京ハートブレイカーズ One Night Act. III『サクラ咲ク、、、もものうた・・』

Image258.jpg2010.2.20 (Sat.) 18:30〜 @吉祥寺STAR PINE'S CAFE


東京ハートブレイカーズ(略してTHB)は大好きなんだけど、なぜかレポが書けない。
前回の本公演『傀儡の獣』も、前夜祭のレポだけUPして、肝心の芝居にの方は手つかずだし。・・・肩の力、入りすぎなのか?
そういやライブレポはいいんだけど、芝居のレポはもともと苦手なんだった(^^;

でも、観たものは全部、記事にしてとっておきたい。自分のために。
内容や、その時感じたことも、ホントすぐ忘れるんで、おもい出すためのよすがとして。
なのでもうひと月以上経ってるけど、今さらUP!
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posted by 深月 at 21:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

『棄憶 〜kioku〜』G-up presents

kioku.jpg2010.3.11(Fri) @青山円形劇場

半年ぶりに仕事をしたら、毎日疲れの為にすごく早い時間に泥のように寝てしまい、すっかり観劇が疎かに。
半月経ってちょっとは慣れたのか、急にナニカ観たくなり。
直前にG-upのサイトから予約して観に行った。

2007年の初演は残念ながら観ていない。
演出が板垣さんだったと知り、しかも出演陣に有川マコト・工藤順矢の両氏の名があるのを見て、当時観なかったことを激しく後悔・・・。


作:野木萌葱(パラドックス定数)
演出:ノゾエ征爾(はえぎわ)
出演:清水優/大内厚雄/野中隆光/瓜生和成/保倉大朔/佐藤誓/有馬自由

1948年
第二次世界大戦から三年弱が過ぎたある日。
あの部隊に居た男達に一通の手紙が届く。
封筒の裏には「ここ」の住所と日時だけが記載されている。
差出人名無し。
その住所は旧陸軍軍医学校跡地。
現在は廃墟になった「ここ」に何故彼等は集められたのか。
───あの「棄憶」が蘇る。


731部隊や帝銀事件について殆ど知らなかった私でも、モチーフになっているのがどこかで聞いたことのあるアノ話だっていうことが判る。
ヘヴィな内容だと事前に聞いていたので覚悟は出来ていたので助かった。
モラルとか正義とか道徳とか、そんなものは見ようによっちゃ偏狭な理屈にしか過ぎないんだなあ。
彼らは本気で「そう」信じているんだ。

舞台セットは粗末な木の机と椅子が三脚、それをシーンごとに置き換えるだけ。
音楽も効果音も殆どない超シンプルな舞台、役者のセリフと動きだけで魅せる、言ってみればものすごく贅沢なことかも。
どの役者さんも素晴らしかった。
あとはもう、好みだけなんじゃないかとおもう。


大内くんはもう、立ち姿だけでカッコイイ。
美形ではないけど、とにかくスタイルが良くて。そこにいるだけで色っぽい。
ダーティだとおもった有馬さん、初演はもっと怖かったみたい。
そっちも見てみたかったなあ。
初演でくーやんが演った役を瓜生さん。
キャラ的にはわかりやすいけど、これだけなの?と、少し勿体ない感が。

あとの方々も、とにかく声がすばらしい。
幹部連中に囲まれた一兵卒の清水さんも、最初は固いなあとおもったけど、あれはそういう役だったんだと判ってからは目が離せなくなり。
観客はだいたい彼の目線で見るのだろうという感覚も、最後はあやふやになったアタシ。
だって、誰が、なにが正しいというのだろう?


非情にヘヴィな舞台であったにもかかわらず、後味はさほどワルクナイ。
とても良いものを観たという感じ。堪能たんのう。
しかし平日、しかも金曜で一週間の疲れが出たのか、客席は舟を漕いでいるかたがチラホラ(^^;
もったいない。
てか、初演を観なかったのが一番もったいない・・・(涙)
posted by 深月 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

『パパは犯罪者!?』LEMON LIVE vol.6

papa.jpg2010.2.6(Sat) 14:00〜 @下北沢駅前劇場

反政府を掲げ地下運動を先導してきた大物活動家が捕まり、山奥の刑務所へと連れて来られる。
収監された部屋には、関西の大物極道を含む4人の服役囚がいた。
様々な罪状で刑に服し、一見「模範囚」のように見える囚人たちの望みは早く外に出ること。
ただし、刑期を全うして出所するつもりなのか、脱獄するつもりなのか、ホンネがわからない。
そんな囚人たちとの服役生活が始まった活動家が、ついに脱獄を謀るが───

<パンフレットより>


すっごくすっごくすーっごく楽しみにしていた公演。
LEMON LIVEは本当にいつもおもしろいし、キャストも豪華。特に今回はみのすけ&浅野雅博という、深月的に超おいしい顔合わせなのだ。期待するなと言う方が無理!

が、楽しみにし過ぎたせいか、ちょっぴり肩透かし喰らった気分。
いや、おもしろいことはおもしろかったけど。
まだまだこんなもんじゃないでしょうよ?!と斉藤さんに詰め寄りたい。

基本はドタバタコメディなのに、反政府運動とか人種差別問題とかが題材に使われて、しかもそれが中途半端な描き方なのが気持ち悪いのかなあ。
ヤン(浅野)と中井(山路)、中井と先生(菅野)のやりとりもちょっと浅いし、父と娘の回想シーンも唐突で薄いし。
どうせならもっと単純にコメディに徹してくれた方が良かったかも。

とまあ、文句ばっか言ってるけど、おもしろかったからその分「勿体ない!」という気持ちが大きいのよ〜。
役者さんたちに対してはほとんど言うこと無いし。
浅野さん、みのすけさんは素晴らしい!山路さんは初見だけど渋くてカッコイイ〜。
菅野くんもキャラメルより落ち着いた演技で、断然良い。低い声だとけっこう美声なのね。

とにかく浅野さんがおいしい役だったので、なんでもいいわ。
ええそうです、ミーハーですもの(笑)
終演後にロビーにいらした浅野さんをつかまえて、ちょびっとお話&握手してもらったし。みのすけさんともお話できたし。もうそれだけで大満足。


劇場を出て、極寒地獄のような下北沢の町へ。
いつもの珈琲屋でケーキとコーヒー、その後は居酒屋。暖房の効いたお店で日本酒とお造りを堪能〜。
LEMON LIVEの次回公演に期待して乾杯♪
posted by 深月 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

むーとぴあvol.2『はじめての食卓』

2010年1月10日(日) 14時〜 @下北沢駅前劇場

出演:岡田達也(演劇集団キャラメルボックス)
廣川三憲(NYLON100℃)
種子
保坂エマ(劇団☆新感線)
関戸博一(Studio Life)
岩渕敏司(くろいぬパレード)
稲垣希
武藤晃子

<STORY>
関西から東京にお嫁にやってきた明日香。嫁入り先には旦那の他に、両親と妹が住んでいる。
両親を早く亡くして、一人暮らしが長かった明日香にとっては毎日が驚きの連続。
「大家族だから、大きなお皿を買ってきました」と嫁入り道具に持っていったお皿に、人生のいろんな節目の料理が盛られていく。(公演チラシより)

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posted by 深月 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

大内厚雄プロデュース公演『Blue is near water〜水辺に佇む青〜』

100107Blue.jpg2010.1.7(Thu) 20:00〜 @中野ウェストエンドスタジオ
大内厚雄/岡内美喜子/畑中智行/小林千恵/左東広之

3年前に、劇団の稽古場で上演されたダンス公演の第二弾。
今回は小さいけれど劇場なので、稽古場に比べればじゅうぶん広い!
そしてその分、物足りなかったかも・・・(^^;
1回目の時がおもいのほか良かったんで、期待しすぎたかな〜。
でもつまらなかったという訳じゃなく。

前回はダンスとマイムだけだったけど、今回はセリフや芝居もあり。
脚本、演出、振り付けも、役者である大内くんがやっている。すごいな。
キャラメルとは違って色気があるのでドキドキY
「本来ダンスってのはセクシーなもんだ」ってのは某ダンスまんがの中のセリフ。ふむふむ、そうよねえ。

セットも装置もほとんど無し。
ストーリーは抽象的。現在と過去が交錯し、震災で恋人を失った主人公が、見失った未来を最後に見つける・・・というところだろうか。
志村くんのことがあってまだ2週間、死を題材にされるとかなり辛い。
これが近しい人だったら、さらにそれがひとりだけでないとしたら・・・。震災を体験したひとの痛みは計り知れない。

幻想的におもえてしまった大内くんと岡内さんのペアより、畑中・小林ペアの方がリアルな生のイメージを感じられて、個人的には好み。大内くんの方が断然踊れるんだけどね。
しかし大内くん、マッチョだなあ〜。ボクサー役を演ってから、すごく筋肉質になった気がする。
左東くんも畑中くんも鍛えてる身体だし、女子ふたりもしなやかでうつくしい。
人間の身体の美しさを堪能できて、2010年、まずまずの初観劇であった。
posted by 深月 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』キャラメルボックス

2009.12.10(Thu) 19:00〜 @サンシャイン劇場

成井さんの新作てことで、観る前から何となく判っちゃった気分だったけど、実際に観てみたらやっぱりおもったとおりだった。
家族を題材にしたハートウォーミングなお話で、事件が起きてお父さんがすったもんだ頑張った挙げ句、ラストは大団円。
ハラハラドキドキ+うふふあはは=ほろりよかったね、という公式。

キャラメルの王道だし、おもしろかった。でも絶賛するほどでもなくて、かといって貶すほどでもない。
お父さん(西川)の的はずれな思い込みかとおもったら、本当に黒石兄弟が強盗犯人だったのは吃驚だけど。
筆談での腹芸は「通じる訳無い!」とお客の総突っ込みだったけど(^^;
狂言回し的なお父さんの部下たちは騒々しすぎ。特に細見くん、何故あんなに濃ゆいキャラにしたのか・・・。

「心の声」を別の役者が喋るという演出は、アタシはすんなり飲み込めたけど、戸惑ったひとも多かったみたい。けっこうおもしろい試みだとおもった。
いつもちょっと鬱陶しい左東くんが、今回は割と良かった。相方役の多田くんの方が印象が薄くて、こっちは残念。
聾の青年・アベジョーが端正で◎、心の声を聞く耳を持つ看護士・綾ちゃんも物憂げでうつくしいY

フォーク・デュオ、ペリクリーズのファンであるアタシとしては、ライブシーンでがっつり曲を聴かせて欲しかったなー。
とは言え水・木曜日限定で行われた、終演後のペリクリーズミニライブが聴けたから満足。このために観劇日を変更したんだもーん(笑)
posted by 深月 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

『Live, Love, Drive. 死神の精度』MINERVA WORKS #1

2009.11.21(Sat) 14:00〜 @紀伊國屋サザンシアター

伊坂幸太郎の小説『死神の精度』の中から、エピソードみっつを抜粋しての舞台化。
アタシの場合、まず映画を観てから原作の小説を読んだが、どちらも割とおもしろかったので、今回の舞台はどんなのか、興味津々。


席は2列目の上手寄りで舞台が近いと喜んでいたが、舞台上の壁のようなセットでテロップが殆ど隠れてしまって残念。
テロップなど見えなくても、ストーリーを追うにはまったく差し障りはないが、見えないと言う事実だけでストレスになる。

おっかーさん(岡田達也)&畑中くん目当てで観に行ったが、実際この舞台は主役の羽場さんを堪能するためのものだった。人間世界に順応しきれていない、ちょっとずれた死神の言動が、ほんわかしたおかしみがあってすごくいい。

お目当てのはずのふたりは・・・まあまあ良い役なんだけど、とにかく忙しなくてうるさい。キャラメルって騒々しいんだなあ、と実感(^^;
特におっかーさんの演じた「荻原」が、原作とは随分ちがったキャラクターになっていて残念。アレは演出なのか、岡田解釈なのか。なんとなく、後者のような気がするんだよねえ。
『太陽まであと一歩』の新発田、『ミスター・ムーンライト』の石岡といった振られキャラと同じ匂いがするんだもん。

お芝居としてはおもしろかったので、まあいっか。
posted by 深月 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 芝居 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする